とある知財部でもリモートが始まったので感想とかメモしてみます。

 とある知財部でもリモートが始まったので、1週目の感想とかメモしてみます。知財関係って言うと、とにかく紙が多いですよね。打ち合わせで使う発明提案書や、発明者資料から始まり、特許事務所から届くドラフトの確認を印刷したり、果ては拒絶理由通知案の検討に、本願はもちろん拒絶理由通知や引例を印刷したりとか、特許証とか。一部は、資格試験勉強の経験がある方なら経験があるかもしれないのですが、なぜか人間は、モニターの情報より、紙に印刷された情報の方が把握も記憶も早い気がする都合だと思いますが。始まる前はこの辺がちょっとどうなるのか楽しみでした。

 まずは、どんな感じのリモート環境になったのか、いわゆる前提条件を挙げます。この知財部の場合は、完全リモートではなく、部内で交代でリモートをし、出社をする日もあるみたいな運用です。まあ、出社した方が楽な業務もありますし、結構うまいと思います。

 リモートを行うパソコンは、会社貸与のモノでした。多少型落ち品ですが、ぶっちゃけ個人では一生買わないような値段のもので、自前のパソコンより余裕で早かったりするので、ここも結構快適です。リモートを行う回線的には、割とネットゲームをしたりする都合で偶然光回線でした。あまり早くはないのですが、多分標準くらいの能力はあると思います。

 リモート関係で使用するソフトは、まずやり取り関係が、今はやりのZoomではなく、Microsoftteamsっていう奴ですね。割と有名なやつだと思います。ボイチャやテキストチャットが出来ます。また、社内へのアクセス用には、VPN構築用のソフトを使用しています。このソフトにより、社内へのファイルサーバや、案件管理用のWebアプリへのアクセスが可能です。

 自宅環境は、持って帰ってきた会社パソコンをこれまたネットゲーム用のちょっと大きめの拡張ディスプレイに繋ぎ、ボイチャ用のUSBマイクや、キーボードとマウスとを接続しています。

 とりあえずの感想としては、めちゃくちゃ快適の気がします。まず、会社の場合は大部屋なので、どっかでセキをしている音がするだけで殺気立つのですが、そういうのが全くないだけで素敵です。持ち出してきたパソコンもおおむね社内と同じように動作するのでばっちりです。ボイチャもある程度行けるので、なんか在席確認とかは、それでやっています。事務所さん側だと問題になりやすい情報漏洩とかの問題も、知財部側では、自社の自己責任みたいな感じになるので、ハードルが低い気がします。

 また、この知財部の場合は、毎日リモートというわけではないので、前述の紙の資料とかは、必要に応じて持ち出し許可を得ることで持ち出すことが出来ます。このため、会社で必要そうな資料を纏めて印刷して、家では、それをひたすら読むなんて言う作戦も取れます。発明者さんを捕まえたい場合も、この出社日で対応できます。無論通常のメールも使えますので、事務所さんや他部署とのやり取りも余裕です。

 後、おそらく知財系の仕事には大体当てはまると思うのですが、自分で資料を検討して、結果を出力しないと1歩も進まないみたいな業務も割と多いので、かなりリモート向きの気がします。個人の都合にあわせてタスク単位で分割しやすいので、割とスケジューリングもしやすしですし。この点で、資格試験勉強とかの自己管理をやった経験がある人なら、この時間だけは集中しようとか、休もうとかがある程度得意なはずなので、合わせると下手したら出社しているときより、嫌々ながらも仕事が進む人も多いんじゃないでしょうか。

 逆に困った点としては、やっぱり最大なのが、自分で昼食を用意しないといけない辺りでしょうか。私の場合は、出社時は大体仕出し弁当を頼んでいるのですが、これがなくなると一気に食事が面倒くさくなります。自宅の場合は、外食ならば結局外出することになってしまいますし。私は、ずっとカップラーメンだと、さすがにマッハで飽きそうです。

 運動不足とか、日に当たるとかは、客観的な問題として潜在するらしいので、この辺は、意識的に補正していかないと駄目そうですね。

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とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

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