デスストは、ミリタリー要素を外したメタルギアみたいなノリでした。

 デスストとは、11月くらいに出たPS4のゲームで、元メタルギアを作った人で、成功したコンテンツだけ没収されてコナミからポイ捨てされた小島監督の新作で、正式にはDEATH STRANDINGと言うタイトルです。ジャンルは、ちょっと既存のもので上げずらいのですが、オープンワールドの荒野で荷物配達をするオッサンシミュレータみたいな感じです。とりあえずクリアしたので感想です。

 感想の方は、結論から言うと60点くらいです。ゲーム体験としてベースの荷物を届ける部分は結構面白いのですが、主にムービーシーンで、やや違和感を覚える演出がやたら多かった点や、お話が結局良く解らなかった点で減点になっています。ただ、小島監督の場合、大体違和感を覚える部分は、演出上のミスリードになっている場合が多いので、人にもよるかもしれませんが。

 ストーリーとしては、舞台は、近未来のとある理由で荒廃しきったアメリカ大陸になります。ざっくりは、この世界で、再びアメリカの西海岸から東海岸までネットワークを接続するのが当座の目的になります。ノリとしては、メタルギア3、4辺りの愛国心が結構テーマに出てくるB級洋画まんまの気がします。

 システム的には、基本的には、オープンワールド上の拠点間で荷物を配達することでストーリーが進んでいく配達ゲームです。拠点間は大体荒野になっており、敵が配置されていたり、山岳地帯だったり、川があったりするので、ルート取りも難易度を大きく左右したりします。めっちゃきれいなオープンワールドなので、最初は普通に移動するだけで結構楽しいです。
 
 操作系としては、最後の方のメタルギアシリーズをプレイしていれば、ほぼ違和感なくいけます。火器や乗り物の乗り回しに多少癖があるのも一緒だと思います。

 難易度とかは、一応難易度ノーマルプレイで、ゲームオーバーは1回だけでした。戦闘は、明らかに無茶な大群に正面から挑んだりしなければ、特に苦戦したりはしないと思います。もっとも私の場合は、基本的にメタルギアプレイで、強制戦闘以外は全部逃げていましたが。
 
 クリアまでのプレイ時間は、25時間くらいだったと思います。ただ、これだとクリア時ランクは、150とかだったので、多分結構あっさりプレイかもしれません。知り合いの人とかは、途中でもランクが200を超えていたとからしいので。

 音楽については、割といつも通りで、メインテーマ以外はあまり強くならなくて、印象が薄い奴です。

 特に印象に残った点としては、2つでしょうか。
 1つ目は、基本的なゲーム展開としては物凄い単純で、依頼を受けて物を担いで届けるだけなのですが、この部分が凄い深堀りされてると感じた点でしょうか。目的地までのルートや装備は自由に選択できるので、毎回事前情報と、マップをにらめっこしながら、選ぶ辺りは、結構面白かったです。大体最短距離は、ガケだったり、敵が居たりとかなので、ルートは、その辺も考慮しながら考えることになります。
 
 2つ目は、オープンワールドゲーなので、基本的に何をやってもリアクションが返ってくる辺りが単純に面白いです。特に今回は、自分や他人がオープンワールド内に一定期間の残る建築物を設置することができる点が結構大きいと思います。この建築物は、基本的に配達の役に立つものなので、一杯建築しておくと配達が凄い楽になります。また、他人が建てた建築物にはいいねを送り、自分が建てた建築物にもいいねを受け取ることができるので、緩くネット連携要素もあります。場合によっては、拠点間に完璧なインフラが整っていて、あっという間に配達が完了したりして、思わず笑ってしまいました。
 
 特にマズイかなと思った点は、2つでしょうか。
 1つ目は、やはり後半話が一気に複雑になってきて、良く解らなくなります。疑問点としては、これまた大まかに2点ありました。1点目は、メタルギアの場合、複雑なりにもいつもならいろいろあったけど、とりあえず敵が滅んで一応良かったんだろうなあみたいな感じになると思います。今回は、結局主人公サムの行動に意味があったのか、なかったのかがやっぱりいまいち良く解らない感じになるのはちょっときついです。

 2点目は、結局作中メインのBBが誰なのかが結局謎のままだったのが引っかかりました。多分彼の子供っていうのはミスリードですよね。

 特にマズイかなと思った点の2つ目は、主にムービーで展開される個所の演出がしつこく感じたり、意味が分からなかったりしたのは結構ストレスでした。まあ、前記の通り、小島監督の場合の違和感を感じる箇所は、わざとミスリードを誘っている場合があるので、好みなんでしょうが。
 
 
 とりあえずは、ある程度日本人好みに作りこまれたオープンワールドゲーを探している方にはお勧めな気がします。延々文字を読ませるタイプのゲームではないのですが、世界観やシナリオは物凄く作りこまれている気がするためです。ただ、傾向としては、遊べば遊ぶほど味が出る系のゲームなので、ある程度の時間が取れないと、ハマる前に投げ出してしまう可能性はあるかもしれません。
 
 
 
 
 

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事務所で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

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