マジカルミライ2018に行ってきました。

 色々あって、マジカルミライ2018へ行ってきました。色々と言うのは、とにかくチケットが取れなくて、困った辺りです。

 マジカルミライ2018と言うのは、ボーカロイドと言うジャンルのイベントで、初音ミクと言うキャラクターがメインのコンサートです。大体セットで企画展が開かれたりします。
 
 ボーカロイドと言うのは、語感的にはアンドロイドみたいなのが近いのですが、同じく適当に説明すると、作曲用のソフトを擬人化してしまったようなものになります。普通の作曲用のソフトは、楽器とか電子音とかのライブラリが入っていて、それを用いて曲を作る感じだと思います。この点、ボーカロイドは、特定の人間の声が音として入っており、これを組み合わせることによって、作曲と言うか、どちらかと言うと、好き勝手に歌詞を歌わせることができるようです。
 
 音源が歌う、と言うことは、キャラが居ても良いよね、と言うことで、前記のソフトに、かわいい声に合うようなキャッチーなキャラ絵を付けて爆発的にヒットしたのが、例えば初音ミクと言うことになります。ちなみに、このキャラパッケージごとに完全に違う人間の声を取り込んでいるので、ソフトごとに打ち込んだ曲は、かなり違った曲調になります。
 
 爆発的にヒットした理由としては、やはり当時ニコニコ動画とかで自由に曲が公開できたのが大きかった気がします。これまで作曲は出来たけど、自分では歌えないとか、公開する場がないみたいな層を取り込んで、大ブームになってた記憶がうっすらあります。
 
 フロントだけ見ると、今流行りのVチューバーと結構似ている感じもするのですが、主にあちらは中の人が普通に話しているという点で大きく違います。
 
 内容として特に面白かったのは、企画展でのセミナーでしょうか。ボーカロイドの開発者の方のプレゼンを聞いたのですが、完全に技術内容のプレゼンで、普通に面白かったです。
 
 前記の通り、ボーカロイドは、基本的に録音済みの音声を組み合わせて曲にするものです。ですが、旧来より、ボーカロイドは、話をさせると、言葉がよく聞き取れなかったりします。そもそも、歌わせると違和感は薄いのに、話をさせると、言葉が聞き取れにくくなると言うの自体、やってみないと解らない面白い話だと思うのですが。
 
 近年の開発内容としても、この辺りも問題に対して、各社へのCMやアニメの際に、違和感のない声として加工するための苦労話とかをされていました。どうやらかなり大変なようで、録音済みの音声でアナウンスをさせ放題であればこそ、人工の音声の利点が出てくる気もするのですが、実際は人間にしゃべらせて録音した方が明らかに楽そうでちょっと意外でした。また、人間とデュエットさせるような場合でも細かいチューニングが必要らしく、違和感なく歌ってしゃべらせると言うのは想像以上に大変そうと感じました。
 
 もう一つ面白かったのは、作曲環境の展示でした。キーボードの鍵盤を押すと、ランダムにフレーズが流れ始めて、1キーごとに1つのパートが流れます。都合で、いくつか鍵盤を同時押しし続けると、それで曲に聞こえるような演奏が流れ続けるみたいなキーボードです。人間でいうとアドリブ演奏みたいなノリなんだと思いますが、あれなら楽器が弾けなくても、演奏できてる感じが味わえてかなり楽しい気がします。別に鍵盤を1つ押したら、音が1個だけ鳴らなければならないみたいな規則はありませんしね。
 
 そして、そもそものメインイベントのコンサート自体の方は、相変わらずかなりの盛り上がりでした。と言うのも、このイベントは毎年やっていて、何年か前にも1度来たことがあるんですね。参加者の中の外国人さんや、女性割合も前回同様で、演奏が始まると物凄い良い勢いで振り回されるペンライトとかも、相変わらずでした。
 
 ボーカロイドのコンサートは、裸眼でも半立体視に見えるスクリーンにボーカロイドが出てきて歌う形式です。結構飛び出してる感じで、かなりかわいく動きます。この見せ方だと、昔の某マクロスとかのバーチャルアイドルみたいなノリにかなり近いと思います。実際の音声は、スピーカーから流れて、それに、伴奏の生演奏バンドが付きます。
 
 多分、実際のアイドルのコンサートとかに通われている方から見れば、「えっ、スクリーンに向かって応援したりするの?」とか言われそうですが。観客と舞台上のアーティストとの気持ちの交流みたいな要素を抜けば、大体普通のコンサートと一緒だと思います。一応バンドのアーティストさんは生演奏なので、その場にいらっしゃいますしね。都合で、観客からは物凄い名前のコールや、合いの手が飛びますし、会場総立ちで最後までノンストップとかです。
 
 とりあえず、普段コンサートに行ったりはしないので、凄い盛り上がってましたみたいな月並みな感想になってしまうのですが、感想としてはこんな感じでしょうか。
 
 特筆すべき点としては、完全な門外漢から見ると、いわゆるボーカロイドの曲の傾向としては、非常にメッセージ性の高い曲が多いように感じた辺りでしょうか。そのまま詩になっているような、歌詞を繋げると明確なメッセージになっている曲が多いように思います。

 また、メッセージの内容としては、初音ミクでピックアップされていた曲は、非常に恋やふわっとした愛みたいものをテーマにしたものが多かった気がします。その内容を聞いてるだけで割と面白かったりしたので、普段あまり歌を聴かない方にもお勧めなのかもしれません。
 
 最後に感想として、今回演奏された曲の中で、私が一番良いなーと思ったのを張って置きます。
 
 ○巡音ルカオリジナル曲 「No Logic」(ニコニコ動画)
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm8228650
 
 まあ、新曲じゃない上に、なんで初音ミクですらないんだーとか言う声も聞こえそうですが、メッセージ性で一番共感できた感じだったので。参加された方はおつかれさまでしたー。

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事務所で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

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